距離感を身につける方法!パターとアイアンの練習における考え方!
距離感を身につける方法!
パターとアイアンの練習における考え方!
せっかく良い位置につけたのにオーバーした、ショートした。
こういった経験はないだろうか。
パターにしても、アイアンにしてもイマイチ距離感が分からない。
「あの時の感覚ではこのぐらいだったはず!」
と思って打っても、全く違う。
テレビに出ているプロはどのようにして距離感を身につけたのだろうか。
ほとんど毎日ゴルフの練習ができるプロとは違い、
会社に務め帰宅後に練習に行くアマチュアも少なくない。
練習量で圧倒的な差がついているため、
プロのような距離感を身につけるのは難しい。
そんな中、プロのようにまではいかなくても、
距離感を身につけるにはどうしたら良いか。
その練習方法について解説していきたい。
練習方法というよりは、練習する際の意識、考え方の話。
さっそく結論から。
【距離感を数値化する】
・・・意味分からん。
確かにそうだ。筆者も最初は全く意味が分からなかった。
コーチなどからゴルフを学ぶ際、グリップの握り方、
フォーム、バックスウィングなどは言葉や動きで伝えてもらい、
しっかりと学ぶ事ができる。
スイングであれば、実際にスイングして見せることもできるし、
スライスボールを打つこともお手本として見せることができる。
しかし、距離感だけはどうしても伝える事が難しい。
「コンと打つ」「少し優しく」「このくらいで」などなど、
色んな表現があるが、どれも具体性に欠け、
さらにそのような言葉は人それぞれで感じ方が違う。
100%伝わらないのである。
その中で唯一、明確な数値を使う。
「1」と言えば、「1」だし、5mと言えば5mである。
これは不変なものだ。
この数値を使い、距離感を養っていく。具体例を挙げてみよう。
カップまでの距離が5mだとする。
計り方は歩測で5歩といったところか。
そこからパッティングする際に、
5mはこのくらいだな、と頭の中でイメージする。
それを感覚と結びつける。
結びつける、と聞くと難しく聞こえるかもしれないが、
「5mはこれくらい」と自分の中で感覚を作っていけばいいのである。
日頃の練習では、この距離はこれくらいかなー、
と何も考えずただ目の前のピンを見て、打っていないだろうか?
この距離はこれくらいかな、
この見た目はこれくらいのパッティングでいいや、
等である。
それで仮に良いアプローチ、パッティングだったとしても、
その時だけの可能性が高い。
では、もしそれがピンまで何mという基準があれば、
どうだろうか?
5mならこれくらいのパッティングという基準が自分の中にあれば、
異常にオーバーすることもないし、ショートすることもない。
もちろん、これは日頃の練習で1mのパッティングはこれくらい、
3mはこれくらい、と練習を積み重ねていく事が前提となるが、
それでも何も目印がなくただ「これくらいかな」
と打つよりは確実に距離感が鍛えられる。
これはアイアンも一緒である。
例え正確に距離が測れなくても、大体50ヤード、これくらい。
と打った方が自信も持ったスウィングができる。
バンカーでも5mはこれくらい、6mはこれくらい、
と自分の中で距離感の基準を作っていく。
これで距離感を鍛えていくことができる。
距離感に関しては、自分自身で鍛えていくしかない。
日頃の練習から数値化を意識するのが、距離感を鍛える近道である。